泉質がピカイチと言われ、誰もがうなずく温泉宿、菅野温泉は、湧出量が毎分3000リットルとすばらしく多く、新鮮なお湯を加水なしで楽しむ事ができる。
「菅野の湯で治らない病気はない」と昔から伝わり、今ではそれがキャッチフレーズとなっている。

お風呂は全部で5箇所、湯船は8つあり、源泉は7つ、宿泊でも全部周るのは大変。
そういう事もあり、ここの宿はぜひ宿泊で訪れてみてほしい。

近くには然別川があり、キャンプ場や野湯が豊富にある。
2〜3日宿泊しても飽きる事はないでしょう。



《2004年8月 宿泊レポート》

お気に入り度:★★★★
接客:★★★
食事:★★★
宿の雰囲気:★★(新館の評価)
温泉:★★★★★
私は今回大きな失敗をした。新館と旧舘がある事を知らないで予約した事だ。
菅野温泉の写真を見ると旧舘が写っている事が多い。。そんな事もあり旧舘しかないものと思いこみ泊まれるつもりで訪れたら新館へ案内された。
この時残念すぎて言葉にならなかった。。。。。皆さんご注意を!
【新館】 【旧舘】

新館の中、統一感はあまりない。入ってすぐは物が所狭しと並んでいるといった印象が強い。
階段や廊下は要所要所へ休憩場所があったり、小物で飾られているが休憩場所は休みたいような感じではないし、小物はいまいちセンスがない。というか白い壁へ和風のものを飾ろうとするとこういった寂しい飾りとなってしまうのだと思う。
部屋への入り口は格子状の引き戸でその奥へ扉がある。この引き戸は雰囲気がいい。
【部屋の中】
部屋は6畳一間の和室。
冷蔵庫・テレビ・扇風機・ポット・ヒーターなどの設備が揃っている。冷蔵庫はなかなかある所は少ないので嬉しい設備だ。

とても落ち着き、窓も大きいので明るい。この部屋だったら何泊もしたいと思う



【湯の華 福禄の湯】 混
部屋で少しゆっくりしてから早速温泉へ・・
まずは唯一の露天風呂、小さいながらも滝を眺めながら浸かる事ができる。

造りはブルーシートで屋根を補修してあったりと少し残念に思うが、温泉は新鮮!
色はやや濁った緑色。

この丸い湯船へ源泉が注がれており、四角の方は丸い方から流れている。

ぬるめが好きな人は四角い湯船へ入ると適温に感じるだろう。

「寿老の湯岩風呂 クロレラの湯」 混
足元湧出で、プクプクと泡が上がる。こちらはほとんど透明。透明ではあるが温泉は濃厚に肌へ伝わる。脱衣所と内湯の造りが変わっていて、ドアを入ると廊下があり、その先が脱衣所となっている。廊下と脱衣所から内湯は硝子張りの為よく見える。内湯っぽくなく開放感がある・・と思っていたらやはり元は露天風呂だったらしい。




【中浴場】時間制(女性タイム有)
右の湯:大黒の湯
左の湯:不動の湯
左の湯船が熱く、右がぬるめになっている。夜23:00頃まで女性タイムの為、男性はここだけ入れなかったという人が多いだろうと思う。
窓を全開にするとなかなか気持ちのいい風が入ってきてゆっくりできる。色は黄色っぽい。
【小浴場 弁天の湯】 家族風呂
鍵をかけて入る事ができるのと周りに気を使わず身体や頭を洗えるので、いつも誰か入っていてなかなか入れないほど人気がある。窓は割れてしまったのかビニールが張ってあった。温度は他より高めで加水をしないと辛い。






夜の食事は部屋出しでいただく。従業員が少なそうなのにがんばっているなぁと感心してしまった。

品数もほどよく、一般的なメニューだが味もなかなかおいしい。
特に海老の刺身はプリプリで驚いた。ただし一緒についてきたサーモンは干物かと思うほどひどかった・・^^;
でも海老で帳消し!

天ぷらも秘湯の宿ではめずらしく油っぽくない。あまり期待をしていなかっただけにおいしさに大満足した。
ご飯を食べた後、さらに大浴場へ向かう。このぐらいのペースで浸からないと全湯制覇はできない。
大浴場、中浴場へはロビーより階段を降り、さらにまた階段を降り、旧舘の通路を通り辿り着く。

この時に旧舘をチラッと見たが歩くと音がするような感じで鄙び度が抜群!本気がで悔しい。。

【大浴場 毘沙門の湯】 混

大浴場の真ん中にド〜ンと設置されている大きな湯船。お湯は少し露天風呂と似ていたがこっちの方が濃度が高そうだ。飲んでみると飲みやすくおいしい。

温度は熱め、手前の岩へ源泉を注ぐ湯口が作られている。

浴室は他も全てカラン、シャワーなどは設置されていない。頭を洗いたい場合はこの湯船の横へ洗い場のような湯がためてあるところがあるのでそこから桶で湯を汲んで洗う事となる。大浴場以外はそういった洗い場はない為、湯船から汲まなければならない。
【大浴場 恵比寿の湯】 打たせ湯 混 【大浴場 布袋の湯】 混
恵比寿の湯は無色透明、天井近くの壁から打たせ湯が落ちている。布袋の湯はこじんまりしているが菅野温泉の中で私が一番気に入った湯だ。濃度も一番高く、一番落ち着く。両方壁には成分がこびり付き盛り上がっていた。岩の変色が成分の濃さを物語る。


【朝ごはん】
朝ごはんのシャケもアブラがのっていておいしい!
他の宿では朝のシャケといったらパサパサが定番なのにやっぱり北海道は違う!というか菅野温泉が特別!?
【日帰り用】
日帰りの場合、日帰り用の休憩所がある。(有料 500円)お茶も用意されており、宿の心使いが感じられる。宿の外へも椅子とテーブルが置いてあるので外で涼みながら休憩も夏には気持ちが良さそうだ。

【最後に】
旧舘へ泊まれなかったのはとても残念だったが、とてもいい宿だった。温泉は新鮮で濃い。だた、近くの野湯も菅野温泉にまったく劣らずというか鮮度、濃度はほとんど同じなのでキャンプ場で泊まって、野湯巡りでも十分楽しそうな気がした。1泊目キャンプ、疲れたら宿という連泊もよさそう・・・。



近くの食事何処
菅野温泉からそれほど近いわけではないが帯広のインターか帯広駅を使用する場合に寄れるという程度の近さ。新得・鹿追の十勝産の玄蕎麦を仕入れて自家製粉しているというこだわりの蕎麦はおいしい。 帯広市西1条南6丁目20
電 話 :0155-25-2580
営業時間:11:00〜15:30  売切れ次第閉店
定休日:月曜日 



住所:         河東郡鹿追町然別峡
電話番号:      01566-6-2848
電車  帯広より送迎(予約制)
:           帯広から国道241号、274号経由
鹿追から道道85号、1088号ダート有 鹿追から約50分
宿泊料金:     本館8000円〜 旧舘7000円〜 素泊まり4500円〜
お風呂:        内風呂 混4  露天風呂 混:2
日帰り入浴時間  8:00〜22:00  大人500円、小人400円 有料休憩所 500円
泉質:         含芒硝重曹食塩鉄泉 含炭酸重曹食塩泉 重曹食塩泉 含硼酸重曹食塩泉 含石膏食塩泉 含硼酸重曹食塩泉 重曹硼酸食塩泉 含石膏食塩鉄泉
効能:         胃腸痛、ぜん息、糖尿病、心臓病、皮膚病、神経症、冷え性ほか
温度:       
《計測結果》
毘沙門の湯 42.1度  恵比寿の湯 42.7度  布袋の湯 41.3度  寿老の湯 41.2度
TDS 《計測結果》
毘沙門の湯 5000  恵比寿の湯 5000  布袋の湯 5500  寿老の湯 3600
PH:         
《計測結果》
毘沙門の湯 6.8  恵比寿の湯 7.7  布袋の湯 7.3  寿老の湯 6.9



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