十津川村には泉質の違う3つの温泉が点在する。十津川村最古 550年の歴史を持つ湯泉地温泉、最も多くの旅館が集まる十津川温泉、そして湯治として古くから愛されているここ上湯温泉。

十津川村では、04年6月28日、奈良県庁にて十津川村 更谷村長が「村内すべての温泉施設が100%源泉掛け流しである」という「十津川村源泉掛け流し宣言」を行ったという事で有名になった温泉でもある。







《2005年3月 宿泊レポート》

お気に入り度:★★★★
接客:★★★★
食事:★★★★★
宿の雰囲気:★★★★
温泉:★★★★(宿)
    ★★★★★(川沿い露天)
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       水の神 (男性用露天風呂)


 住所  奈良県吉野郡十津川村出谷
 電話  07466-4-0256
 アクセス ■名古屋よりJRで3時間50分 新宮駅より奈良交通特急バスで1時間38分で十津川温泉 送迎用のマイクロバスで約15分
■五條市よりR168を南下、約2時間15分で十津川温泉R168を左折、R425でトンネルの手前を左折、県道龍神十津川線へ、約10ほど
 営業時間  9:00〜21:00
 料金  宿泊:神湯荘 11000円〜 温泉保養館10000円〜(長期の素泊まりプラン有り)
 日帰り:大人500円 子供300円 貸切:2名40分2000円(1名増えるごとに+500円)
 お風呂  内湯:男女各1 露天風呂:男女各1
     貸切内湯2 貸切露天2 
上湯温泉 川沿い: 露天風呂 男女各1
周囲を山に囲まれた大自然の中、神湯荘、温泉保養館はポツリと建ち並ぶ。
私たちが今回宿泊を決めたのは温泉保養館。神湯荘よりほんの少し安く宿泊ができます。
神湯荘 温泉保養館 神湯
1泊2食付 8畳 休前日宿泊 温泉保養館
土曜日泊13000円


部屋は8畳と程よい広さ。到着が遅い時間となり部屋へ行くと既に布団が敷いてある状態だった。
温泉保養館は湯治用と聞いていた為、もっと簡素な部屋をイメージしていたが立派な部屋に驚いた。
冷蔵庫には温泉で作られたというコーヒーゼリー、テーブルには女将さん手作りの和菓子とお茶が用意されいたせりつくせりのもてなしに嬉しくなる。
洗面所 テレビ ポット 缶ビール・ジュース
浴衣・タオル大小・歯ブラシ 茶菓子 コーヒーゼリー

貸切内湯

温泉保養館内へは貸切内湯が2つあり、いずれも3〜4人入れるほど貸切風呂にしてはめずらしく広めに造られている。
これも湯が豊富に湧いているという証拠だろう。
一般家庭にあるような貸切風呂を持つ旅館が多い中、手足を思い切り伸ばしきる事ができる貸切風呂はありがたい。
シャワー・カランも3つずつ備え付けて有り、ご家族で入浴するのにも最適である。


温泉を使った料理と暖かいもてなし 食事が宿の姿勢を雄弁に物語る


鹿刺し
食事は全て温泉を使用し作られたとても手の込んだ料理の数々が机に並ぶ。
食事の時間を過ぎての到着となってしまったにもかかわらず、暖かい料理を次々と運んでいただいた上に女将さん自ら食事の説明をしてくれるのにはとても暖かいもてなしを感じた。

特においしかったのは猪肉の鍋。猪の肉は臭みが強く、今までおいしいと感じたことがなかったが、まったく臭みを感じずむしろ一番おいしいと思った料理が猪鍋だった。その他の料理も全てがとてもおいしかったがやはりおかずを引き立たせている温泉で炊かれた黄色に染まったご飯の存在が大きい。

今まで色んな宿に宿泊したが小櫃のご飯がほとんどカラとなったのは初めてだった。
ただ一つだけささいな点で言ってしまうと料理を食べる部屋。立派な部屋だというのに何故この机?
こういった雰囲気の机も好きではあるが、部屋が立派なだけに少しだけもったいないと感じてしまった。
猪鍋 食事何処は神湯荘内


加水・加熱をしていない100%源泉掛け流し

山の神 女性用露天風呂

食事後、早速温泉へと向かう事に。
まず人気だというランプの貸切露天へ向かったが先客有りの為男女別の露天風呂へ。
宿泊の部屋はほぼ満室という事で混雑を想像していたが着いてみると誰も見当たらず貸切状態。
この静寂な空間を一人で堪能できるという贅沢感を味わうことに。
露天風呂は隅々まで掃除が行き届いており、湯も綺麗。早速足をつけてみると熱い・・すごく熱い。
身体が冷えているのだろう。それを我慢しながら浸かると熱さが序所に和らぎ湯の質を楽しむようになった。
熱くなったら上がって自然の冷たい風を肌に感じる。少し冷えたらまた湯に身を沈める、を繰り返し身体の芯まであたたまった頃、部屋へ帰って1杯飲む。極楽気分でこの日は早くに床へついた。
水の神
男性用露天風呂


男性用露天風呂は川沿いに有り、小さな橋を渡って向かう。
女性用の露天風呂より造りが良く自然に囲まれた造りという話。私は実際に見ていない為コメントできず・・。
水の神 男性用露天風呂 水の神 男性用露天風呂(別アングル)
露天風呂へはシャンプー・リンスが備え付けられているがシャワーはなく、水道も湯はでない。洗髪するなら内湯を使用した方がいいだろう。脱衣所へは日帰り用の鍵付ロッカーもある。
シャンプー・リンス有り 脱衣所には鍵付ロッカーもある ドライヤー・鏡
朝ご飯

朝は早くに起きる事ができず、朝風呂にも浸からずそのまま朝ごはんへ。
寝起きで食が進まなかったがはやり食事がおいしい。
これといったものはないものの素朴な料理は大満足のものだった。
そしてやっぱり温泉で炊いたご飯をいつもより多く食べてしまうのでした。

貸切露天風呂

食事後そのまま貸切露天風呂へ。
神湯荘はこの貸切露天風呂を一つの自慢としているようだ。5人ほど入れそうな貸切としては大きめの露天風呂は柵越しに山が見え、開放感も味わえる。
ランプの湯 貸切露天風呂
神湯荘で最も人気が高い貸切露天風呂はランプの湯。結局私たちはいつ行っても貸切状態の為、一度も入浴することはなく残念に終わってしまったが夜はランプの灯火のみで入浴できるという露天風呂を入浴時間終了後写真だけ撮らせていただいた。しかし不思議に思ったところは若いお客さんのみだった事。温泉よりむしろ貸切風呂を目的としたカップルが多いようだ。

上湯温泉 川沿いの露天風呂(源泉近の超新鮮湯)
男性用露天風呂 女性用露天風呂
川沿いの露天風呂は神湯荘より5分ほど下った場所へ位置する。以前はここにキャンプ場があったという事だが台風で露天風呂が流され、キャンプ場も閉鎖、しばらく工事中だったらしい。公共の日帰り温泉だったところ、今は作り直され神湯荘の宿泊客専用となっている。
それは何故か、という事を尋ねてみると、条例で新しく公共の温泉を作ってはいけないという決まりができた為という事だ。
ここ上湯温泉の露天風呂は神湯荘へ引いている源泉湧出場所でもあり源泉が湧いたそのままの新鮮な湯へ浸かる事ができる。やはり神湯荘まで引いている湯とはあきらかに湯の鮮度が違い、ヌメリ感も強い。
ヌメリ感のある湯が多い紀伊半島であっても指折り数えるほどのヌメリ感があると言えるのではないだろうか。



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 源泉名  上湯温泉
 泉質  炭酸水素塩泉
 効能  アトピー性皮膚炎 通風 糖尿病 肝臓病 胆石 慢性胆養炎 慢性消火器病
 源泉温度  85度
 P.H  


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