今では熊野子道と同じく世界遺産となった湯の峰温泉 つぼ湯、その湯の峰温泉のほぼ中心に位置する存在感のある旅館はここ旅館あづまやだ。

創業は江戸中期から後期の間といわれ歴史のある老舗旅館。
旅館の一部は明治時代のものがそのまま残されている。

増築に増築を重ね建物は段違いに後ろにも2階建ての建物があるため、広がりのあるどっしりとした空間ができあがっている。

フランスの作家、アンドレ・マルローが「これぞ日本の宿」と激賞したというのを売りにしている。


《2005年3月 宿泊レポート》

お気に入り度:★★★★
接客:★★(一人の仲居さんのみ)
食事:★★★★★
宿の雰囲気:★★★★★
温泉雰囲気:★★★★★
泉質:★★★★
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        大浴場 男女入れ替え制
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 住所  和歌山県東牟婁郡本宮町湯の峰122
 電話  0735-42-0012 
 アクセス 名古屋方面より
■JR紀勢本線・新宮駅下車−熊野交通バス、奈良交通バス、JRバスのいずれか−湯の峰温泉下車。
■国道42号−新宮市−国道168号−本宮町。
 営業時間  13:00〜15:00
 料金  宿泊:15,000円〜  日帰り:600円
 お風呂  大浴場1、中浴湯1、(男女入れ替え制)
 露天風呂2、家族風呂(内湯)2、天然蒸し湯2
旅館あづまやの全景は横に広く写真で収めるのに一苦労なほど。
この度私たちが宿泊した部屋は写真の左に見える白い壁の建物、この建物は歴史を聞いてみると数十年とそう歴史深い建物ではなかった。

しかし建物の建っている下の石段をを見ていただけるとわかると思うが苔の生えた石段が無造作に組まれ、古きよき時代を思わせる。
あづまやでは民宿も行っているようで、駐車場は民宿と共同のものになっていた。
低料金で、その上旅館あづまやの槇風呂、露天風呂へ入ることができるらしい。確実な事がわからないので知りたい方は宿へ問い合わせを。
旅館あづまや 民宿 あづまや荘
一泊2食付 平日 
16000円円(2名1室1名の料金)
6畳+約2畳
 トイレ付

まず到着すると担当の仲居さんが部屋まで案内をしてくれた。部屋は一番せまい部屋で6畳+2畳のもの。
その他広い部屋が多数あるようだが、聞くと部屋の違いだけで料理などが違うわけではないらしい。という事で一番安い部屋をお願いすることにした。一番安い部屋ではあったが見晴らしの良い部屋の位置的に言えば一番いい場所ではないだろうか。窓からは公衆浴場や前に流れる川、つぼ湯へ向かう人々が見え温泉街を部屋にいながら感じる事ができた。
テレビ 浴衣・大小タオル・歯ブラシ 冷蔵庫にはジュースやビンビールが入っている お茶セット
部屋の中はとても綺麗に保たれており、備品なども揃っている。
冷蔵庫の中へはビールが大3本、オレンジジュース2本、水2本他と揃えられているがもちろん私たちにはビールが足りない。
食事の際は別にお願いし、その他プラス2本、冷蔵庫の中へ追加していただいた。
オレンジケーキの茶菓子

言う事なし!温泉を使用して作られた手の込んだ料理の数々


熊野牛の温泉しゃぶしゃぶ
食事は部屋食。
時間を指定しほぼその時刻へ持ってきてくれた。
テーブルには並べきれないほどの料理が並び、一つ一つが綺麗に飾りつけをされている。
ある程度食べた頃、熊野牛のしゃぶしゃぶが運ばれてくる。
このしゃぶしゃぶは鍋に温泉が入れられており、その温泉を沸かしてしゃぶしゃぶして食べる。
このおいしさといったらもう、、とろけます。

食事は全体的に温泉を使用して作っているという珍しい食事の数々。
ご飯までも温泉で炊かれ、黄色っぽい色をしていた。
この温泉ご飯はご飯だけで食べてもおいしかった。




槙造りの静寂なる浴室へ濃厚な湯が流れる

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                           槙風呂 大浴場 男女入れ替え制

浴室は総て槙で造られ、大正時代に造られたもの。木の色は一本一本違う色をし、歴史が滲み出ているようだ。真ん中へドーンと構える槙風呂はとても大きくその大きな浴槽へは既に多少水をまぜた湯が勢いよく注がれている。それでも熱い人の為に水を入れる事ができる蛇口がある。
しかし、この時の熱さは半端なく、こちらの湯船にはほとんど誰も入っていなかった。これではせっかくのいい湯も堪能できない。たまらずにおばちゃんが水を入れたがこれだけの大きな湯船、なかなか冷めない。そのおばちゃんはさまし湯のみ入浴し、早々にあがってしまった。もったいない。。 私はというと気合で入ったりあがったりを繰り返し、1時間ほど楽しんだ。

大浴場のさまし湯(源泉100%)

大浴場の露天風呂
浴室の端へは「さまし湯」という源泉を少しづつ注ぎ、自然にさまされた源泉100%の湯がある。
こちらは人気で沢山人がいるとまずなかなか浸かる事ができない。しかもこのときは槙風呂が熱くて入浴できないとあってこの1人入ったらいっぱいの湯船に2人も入りいつまでも空くことはなかった。私も夜中に入浴したのみ・・・温度もほぼ適温で1度しか入れなかった事は残念だ。
槙風呂 大浴場へ着いている露天風呂は脱衣所より外へ出る。4人ほど入れる露天風呂は無色透明の湯に大きめの黄色い湯ノ花が舞っていた。湯は女性用と下から繋がっており源泉投入量は女性用の方が多く熱いようだった。

中浴場 露天風呂
(0:00まで女性用)
私はこちらの露天風呂しか入浴していないが風が冷たく気持ちよく、最初は悲鳴をあげるほど熱かったがなれてくればある程度浸かっている事ができた。しかし本来ぬるめ好きの私にはちょっと厳しかった。あづまやのお風呂はとても良い泉質抜群の湯、だが全体的に熱すぎてくつろげないのが残念に思った。

  中浴場 男女入れ替え制(0:00まで女性用)
源泉 洗い場 露天源泉 脱衣所
浴室へはシャワーが一つ、洗い場は数箇所、女性用のほうはシャワーの取り合いが激しかった。

その他に貸切風呂が2つある。私は入る事はなかったが、こちらも木のいい香りのする贅沢な貸切風呂。
貸切風呂1 貸切風呂2


朝ごはんはシンプル
湯豆腐が特においしい
あづまやの感想
良かった点:全体的にすばらしい。食事はおいしく宿の雰囲気も抜群。温泉は熱いがそれでも濃厚で極上!

悪かった点:仲居さんがやかましい。この仲居さんだけだと思うが、食事の際、しゃぶしゃぶ用の火が1つでは間に合わなかった際、いやみをタラタラ・・・。朝のコーヒーを出されて30分で取りに来た上に、後一口なら飲んじゃってとえらくせかされた。もうあと1時間で帰るんだからほっておいてくれてもいいのに・・安宿じゃないんだからもう少しお客中心の接客を心がけてほしい。と久々に不快に思ってしまった。しかし仲居さんははずれだったがそれを抜かせば満点だと思う。

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 源泉名  環湯
 泉質  含硫黄−ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物温泉 (中性低張性高温泉)
 効能  切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、および一般適応症
 源泉温度  91.5度 60 L/min(自然湧出)
 P.H  7.7


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